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STRAY TRAIL

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2005年 03月 19日

反省会 過去の4st TT250 1LX その3

3・TT250

4stはだめだな、レーサーならましかな?とか思って、XR250とかXR600に乗せてもらったのですが、ポジション以外はしっくりこなかったです。で、ヤマハ。
町中に止めてあった個人の持ち物を、交渉して買い取りました。ちなみに現行市販車のTT-Rではないです。80年製レーサーです。念のため。

 ネットでも写真は少ない・・・(汚れ具合がそっくり笑)
反省会 過去の4st TT250 1LX その3_c0009160_8595488.jpg


 とりあえずレーサーで350cc設定があるので(見かけは全く同じ)、ピストン、シリンダーを変えようとマニュアル、パーツリストを英語コピーで手に入れました。
・・・愕然・・・。ヘッドもクラッチもクランクもクランクベアリングも違う。さすがヤマハ、変えるべき所はちゃんと変えて来ている。スズキのように安易に使い回したりはしてません(いや、あれはあれでコストダウンなんですけど)。

 軽量です。車体周りが軽量すぎて、エンジンの重さをちょっと感じるくらいです。
 操安はなじみやすいニュートラル。林道でも、ガレ場でも一切不安とか乗りにくさはなかった。パワーさえついてくれば、37FのDT200R(85年製)ぐらいは走れるんではないでしょうか?言い過ぎか?いや、それくらいよかった。

 リアスポークが特殊。普通の2本で1本分。貫くような張り方。
 リアサスはレーサーらしくオーリンズの分解式。助かります。
 残念なのは、キャブレータが、YDISといって、二つ付いてるんです。低速用のCVと高速用のCR。セッティングさえしなければ意味の分かるキャブシステムなんですけど。現在でもSRX400に使われています。ヤマハのインターフェイスに対する繊細な気配りが感じられます。
球形燃焼室では、技術的にも機械的にも重量的にも不利なので、従来の技術を熟成させよう、と言うこと。スワール(燃焼室内での混合気の渦の流れ)がどうだったかは不明。きれいに燃えてる、と言う感じではなかったかな。

 そういえばWR250Fは、このバイクの延長線上にあるように思います。TT250のパワーをふた周り上げて、それにバランスさせて剛性も上げたような感じ。上の回り方は昔のバイクなので、ちょっと苦しいですけど、オーバーラン特性は悪くなかった。伸びてパワーが出る、と言うのではなかったですけど。

 Rサスリンクシステムが、旧セローと同じなのは泣かせる。時代を感じますな。てゆーかやはり全体的に古い。旧車好きなら良いんでしょうが。


 現行(といってもカタログ落ち)TT-R250。きっとこのTT250とWR250Fの中間ではないか、と思ってるんです。WRFのメンテサイクルが500Kmじゃあねえ・・・・。

これも盗まれて終了。こんなバイク盗んでどうするんだーってかんじです。

この時、二度と4stオフにはの・・・いやいや、のんびり楽しく林道行くならこれでもいいのかなあ。難しいセクションもそこそこ楽しめるしなあ。でもなあ・・・とかやっぱり煮え切らない私。びみょーな男心。

by 3et3xp | 2005-03-19 09:34 | バイク


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