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STRAY TRAIL

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2017年 10月 29日

車歴   カワサキのバイク、というジャンル

カワサキはカワサキのバイク、というジャンルです。編。


KDX200SR。

二型です。買った翌日、河川コースに持ち込んだら、早速、フォークシールとウォーターポンプシールが逝かれました。
当時、リコール対象だったと思います。中古の場合は、御注意を。
電装系がリークしやすいので(感電した)、買ったら配線のチェックは必須。
3ETからの乗り換えでした。
軽量、と言われても思ったより重かった。
とにかく重量戦車。スタンディングよりシッティングのほうがピタリと来たのを覚えている。
コーナーでも妙に粘ってリアをブレイクさせるのが難しかった。
コースエンデューロでは楽でしたけどね。
ヤマハ車から乗り換えると、相当に癖がある、と思ってください。
ノーマルでは高回転が苦しいバイクだが、リードバルブを替えると頭打ちがなくなって、よく回るようになった。
が、高速でクランクベアリングが落ちて終了、だった。
蛇足だが、回収で車中「二度とノンバランサーは買わない」と思った、の、だ、が。
無断転載
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久しぶりの新車だったスーパーシェルパ。
トライアル車かと思いきや、全くオフには向かない商品で(てろてろ走る分にはおkだが)、
高速巡航が得意な小さなバイク、だった。
ディグリーよりも(林道では)乗りにくくて、呆れたのを覚えている。
整備の手も入りやすいし、素直な作りのバイクなので、整備の練習には最適。
ただし、買ったら速攻でプラグコードだけは交換してください。リークしやすい。
これは詳しくは過去ログで。

無断転載
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KDX220R。
ハイオク仕様であることをすっかり忘れて、引き取った帰りの横新でえらい目にあったのを覚えている。
操安といいエンジン特性といいバランスといい、全く文句ないエンデューロレーサー。まあ倒立だったしね。
今思うと、これで他人を引きずり回したのは悪いことをしたな、と。
ただし、レーサーを公道に出した時のネガな部分全てを思いっきり被るので、引き分け、かな(笑。
他人が快適な時に死ぬ思いをし、他人が死ぬ思いをしてる時には楽な思いをしていた、という事。
SRは牙を抜かれて重いかわりに市販車で乗りやすいんだろうな、とは思うが、思うだけ。
KIPSだけかな。気をつけるのは。
裏に山があって、走り回れる環境ならRはアリですが、それ以外ならナシです。街乗りですら地獄ですから。
でも気にしないワタシにはお気に入りのバイクだった。
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KLX250SR改
ありとあらゆる軽量化と変更で、ようやくWR250Fの背中が見えたかな、ぐらいだった。
惜しむらくはFCRが付いていたのに、当時、セッティングを嫌ってCVキャブにこだわった事。
TT-Rでかなり違和感のあるエンブレがほとんどなくて、2stからの切り替えは楽だった。
エンジンの回り方も2stに近いので、これは看板通りの「打倒2st」だった。
ただ、ある程度のパフォーマンスを出すには、相当、回す必要があって、かなり疲弊する。
結局、上死点が全くつかめないキックが辛くて諦めた。
他車のキックのように、クランクが勢い良く回る感じがしなかった。
ケーブル類の取り回しは注意してください。
カワサキは押しなべてシビアですが、これは特にシビアです。
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KLE400。
これは失敗した。
こいつはKLE500がおそらく正解。
カワサキは400用にリセッティングなどしないんで。ただ500の車体に400を載せただけ。
アクセルで立ち上がりがコントロールできないビッグマシン、と言えばわかりやすいか。
オフ重量車は重心を低くして安定感に振るのが王道(BMWの水平対向とかね)だと思うが、
詰まるところこのバイクは欧州のツーリング向けだった、という話だと思う。
バイクをリフトさせるのが相当に難しいので、整備もしにくい。
取り回しても重いし、乗っても重い、と言う代物でした。
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だんだん、オンロード車

GPX250RⅡ

のほほんとした耕運機バイクかと思いきや、ワインディングでかなり楽しいバイクです。
コーナーの手前まではツインぽいが、リーン中はピタリと安定していてビッグマルチみたいな安定感がある(言い過ぎか?)
こいつは色々と注意点があるので、好き者でもない限り、2017年では手を出さないほうが良いでしょうね。

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ZX-4。
4stレーサーレプリカ400マルチの恐ろしさを見せてくれたバイク。
福島で引き取って、高速まで完熟走行のつもりでゆっくりワインディングを走ったのだが、
50km/hぐらいで走っているつもりが80km/h~ぐらい出てて、びっくりしたのが強烈な思い出。
それほど乗りやすくスピードが出やすい。おかげで都内で事故って入院したわけだが。
ハンドルポジションが今思うと近代的(2017年)で、ハンドルがかなり開いていた。
前傾はキツイわポジションは違和感あるわで悩んだが、若かった当時、
「このハンドルポジションは意図があるに違いない」と思って頑張って乗っていた。
今なら、ハンドルを絞った奴に換えるだろうな。
重さもなく、2stレーレプからの乗り換えは楽。
操安も驚くほど素直。癖がなく感覚に馴染むのが早い。
何かが泣き所だったはずだが、すまん、忘れた。あ、リアのトップカウルの破損だ。
ほとんど乗れずにスクラップにしたので、実はもう一度欲しいバイクでもある。
なので整備はやっていない。この扁平リアタイヤがまだ出るのかな~?
レーサーレプリカのツーリングバイク。乗りやすいがかなり気を引き締めて乗る事になるので
実はツーリングに使うと疲れる、という。
無断転載。
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ZZ-R400 二型。

ツーリングバイクだろうと思ってたら、高回転域では扱えないパワーとトルクがあって、
レーサーばりのリーンインで回る、見かけとは違うバイク。
取り回しはクソ重いのに、乗ると軽快、という流石カワサキのバイクだった。
熟成された機械類なので、トラブルはなかった。今でも買って大丈夫だと思う。
GPZ400Rの初期型を安く買うくらいなら、少し出してこちらをオススメ。
ただし、操縦する楽しみは相当エネルギーが高い所にあるので、欲求不満が出るかもしれない。
そこに楽しみがあるのを知らないで直線番長として使うにはもったいない、が、命の危険もある。
無断転載
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そんなとこか。

作品としてのヤマハと違って、カワサキは乗ると必ず「ん?」となる。
どんでん返しとも隠しモードとも違う。見つけた(つもり)からと言って飽きるわけでもないから。
強いて言えば「腐れ縁」に近い。
惰性だけど飽きていくわけではない。「古女房」かもしれないね。



そういやツインショックのKL250、というのも持っていたが、キックがケッチン食らうわ低速のみだわリアがバタバタするわで
誰かが言っているような好印象はまったくもっていない。
書くことすら思いつかないので割愛。
セカンドにすらならない、ただの厄介者だった。



時々、ぐぐると車歴のページに当たる時があるが、ほとんど有用な情報がなくて
これくらいは書いておくかな、というエントリーでした。
誰かはわからないが、無断転載、すみません。


by 3et3xp | 2017-10-29 19:14 | 整備


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