2006年 04月 25日
比較対照:フラットダート 崩れてるけどこんな感じの路面。 林道ではごく一般的に見られる、「あー、、あと何年かしたら舗装化かぁ・・」 といったコンディション。あー懐かしい。 KLX:ゆっくり走ると、トルクの薄さが災いしてトラクションに繋がりません。 高速で気になっていた1/8〜1/4開度の部分です。ふらふらした感じがします。 しかしながら、パワーバンドに入れて走ると激変します。まるで2st。つーか2stより若干重くて(下りコーナーのブレーキングで感じるくらい)、若干上でのエンブレが強い(ストレートでアクセルを戻した時)、と言う程度。2st乗りのワタシには少し修正するだけで十分対応できます。大きく違うのはコーナーでのトラクション。リアを崩したい(スライドさせたい)のに食いついてオンザレールで曲がっていく感じ。 KDX200SRにそっくり。もちろん、軽量なので、レーンチェンジは不安なく行えます。もしかしたらリア19インチの特性かも。判りませんが・・・・。 TT-R:こっちはゆっくり走った方が良いですね。開度1/2前後で。低速域でトルクがあるので、その辺のスピード域だとフレキシブルに走れます。 車体も良く安定してます。 本来なら低速トルクを生かして立ち上がりで面白くしたい所なんですが、 直線でパワーバンドに入れてしまうと、ブレーキングで強烈なエンブレが邪魔をして、 上手く組み立てられない。パワーバンドに放り込んだままコーナーに進入すれば まだましですが、今度は立ち上がりで頭打ちを食らう(立ち上がりでアクセルを 大開けにしてしまうと、の話)。 林道では対向車の関係で、この辺にフレキシブルなコントロールマージンが必要と されるので、パワーバンド→ブレーキング/強烈なエンブレ→立ち上がりトルクと いったはちゃめちゃな組立は出来ないですね。コースで感触が良かったのは、 この辺の違いか、と。 TT-Rは乗れば乗るほどハイブリッドの金子さんが書いてる ように「打倒ME06」のコンセプトがはっきりしてきます。DOHCらしいが扱いやすい 低速トルクにノリの良いオーバーラン特性、ME06からの乗り換えは「DOHC」を 意識するだけで済みそうです。ただし、ME06のビックバルブっぽいフィールを 気に入ってる人にはつまらない特性と感じるかもしれませんね。 DR250R:上記二台の足周りは全く不満ありません。が、DRはなんだかただの もっさりした「市販車」然としています。剛性感そのものはTTと変わりません。 ただし作動性が悪い。フロントの入りのスピードが特に遅い。奥で踏ん張ることもなく オイルロックしたような感じがありました。 (TTに比べると)強烈なエンブレがあるわけでもなし、きれいに回るでもナシ。 トルクカーブの頂点がレブリミットのかなり下。で、頂点からレブリミットまで 緩やかに落ちていかずにストンと無くなる感じですね。いわゆる「回っているだけ」。 それでいて軽やかに回らないんだから始末が悪い。 林道で走ることがどうでも良いと考えてる人はこれでもいいんじゃないか、と。 なんにもしなければなんにも起こりませんから。 いまだにDRがなんだったのか(どういう開発意図か)判りません。カタログスペックだけは立派でしたね。suzukiらしくそんなシンプルなところが意図だったのかもしれません。suzukiは「ココまでは用意したからあとはオーナーがやってね」みたいな所があるんで。 明日はアタック気味な所での話。
by 3et3xp
| 2006-04-25 01:29
| KLX-SR
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