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STRAY TRAIL

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2008年 01月 28日

相撲について

 今場所、幕下東21枚目あたりにいた「阿覧」とゆー力士さんに興味を持ったのが
去年。
相撲について_c0009160_1343286.jpg




まあ、モンゴル人の彼ら2人が、どれくらい「相撲」の特殊さに敬意を払っているかは
不明ですけど。


「その土地の神様をなだめる(それ以外の解釈もあり)ために、
(神官同等の)力士が、”技”を納める」
ってゆう、日本古来の自然観を色濃く残していて、その辺に思いを馳せたりしております。

 元来、こういった力比べのスポーツの源流は、マウンティングの延長上にあって、
それは社会集団での上位下位を決めるだけで、「神格化」とは別のラインで社会の
コンテクストを形成するのが、世界的に見て一般的だと思われます。
(だいたいは狩猟技術に直結するゲーム(イニシエイション)がよく見られますね)

 それが日本では、こんなになっちゃってるのが、日本の神秘性を感じられて
その辺りが引きつけられる理由ですかね。

 丸いリングから出たら負け、つーのも他のゲームにはない戦略性があって
(境界は存在しないか、ただの”場外”、あるいはただの逃げ出さないための檻)
楽しいです。

 能は、何言ってるか判らないので、パス。

by 3et3xp | 2008-01-28 14:33 | 雑記


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