2013年 09月 04日
「金沢行き」と、タイトルを付けたが、そりゃ結果論だ。 さて二日目。薄い記憶を頼りにがんばりますか。 全景。右に登る道がすぐ361。 自分の所から水場には降りれず、左のほうまでトコトコ歩いて水場に降りて顔を洗ったりします。 この橋は工事中だが、地図で見てもどこにつながろうとしてるのかさっぱり。 雨は小降りになっていた。 それでもカッパ必須だが。 びしょ濡れのブーツに足を通して、さて、今日も出発しますか。 ありがとうございました。 実は高山市は通り抜けるのはガンです。市内での国道は曲がりくねり、小道&観光客で、 通り抜けるだけの人には迷惑この上ない。 なので、361を西行、ひだ朝日村からカクレハ高原方向へ向かい、駄吉青屋FRを通って さらに駄吉FR(舗装済み)を北上して158に入り、県道を越えて41に入ります。 雨雲は眼下に低く、遠くを見ても雲の切れ間などない。 41を北上、472に分岐して360を西行。天生峠を超えます。 天生峠10:20。 ひと気のない雨。さすがにね。トイレタイム。 さてどうしたもんか、今日の宿。 富山の南側には、ダムがいっぱいあって、なんとかなりそうな気もするな、、、、と。 とりあえず牛首FRを抜けて、そっちエリアにアプローチするか。 白川郷でガソリンを入れようとしたが、地図上では156を10kmほど南の平瀬まで下りるしか。 しょうがなく行くも、閉店&ハイオクなし。 更に南下して荘川まで。往復計60km。 白川郷に戻って、少し156を北上したら、すぐそこにGS。くそぅくそぅ。 これは途中の鳩谷ダム。こっそりテント張るなら良さそうかな。 白川郷から牛首FRへ入ろうとすると・・・。 憎きゲート12:30。 仕方ない、156を北上して、東赤尾から県道54を使ってブナオ峠を越えて、刀利ダムへ・・・・・・・。 と思ったら、ブナオ峠にて通行止め。13:30。 どすんの?どすんの? 刀利ダム、その東の臼中ダム、城端ダム、のどれかには場所があるだろう、と目論んでいたわけだが。 雨はどんどん強くなってゆく。 希望はどんどん薄れてゆく。 意思はどんどん弱まってゆく。。。。。。。。 ふと見ると、なにやら怪しいオイルの吹き痕。 これは長丁場持つのだろうか、と、一抹の不安もよぎる。。。 若い頃、何かにつけて体良く逃げ出す自分に薄々気付いていて、 こうやって、一人ぼっちで追い込まれれば、やな事も逃げ出さずになるだろう、と思っていた。 どうかな? 結局、体良くまた逃げるわけだ。 金沢のビジネスホテル。16:00。 「逃げ込んだ」という表現がピッタリな状況。 4900円+駐車代1290円。 ルートは先の東赤尾まで戻って、そこから東海北陸自動車道、五箇山ICより福光ICで降り、 304から県道27を使って、金沢市内。 装備品を乾かしつつ、ルートを検討し、テレビのデータ放送で近隣の天気予報とずっ~とにらめっこ。 検討した行き先の市の天気予報を延々と調べます。延べ8箇所。 石川以北はどこも明日明後日とかなり強い雨になりそうだ。 逆に松本方面は弱い雨でなんとか越すようだ。 地元の観光名所や名物など全く興味がございません、一人の時は。 SUBWAYが近くにあったので、メシ買いついでに色々と雨に備えて装備品の買い足しに。 いつでも美味しいターキーブレスト。 幸いな事に、ここは金沢の中心地。 ユニクロとダイソーを見つけることが出来ました。 バスタオル 長袖Tシャツ 傘 靴下 シートに敷くクッション(この2日で、かなり尻が痛かった) ポンチョ スウェットパンツを買おうか悩んだが、あまりにも装備が膨らみそうだったので断念。 後に後悔することとなる。 「能登半島」 というのは行ったことがなく(金沢までは来た事がある)、いつかはなんとかして走ってみたい、と思い、 今回、一週間の休みを取って、気合を入れて出発したわけだが。 いつもの感覚の雨予想程度なら躊躇はしない。 が、このレーダー図は豪雨タイプ。前線も東西に伸びて居座るようだ。 いままで頑なに守ってきた掟?を破って、今回ビジネスホテルに泊まってしまったのだから、 八尾市まで走って、またビジネスホテル、という手もある。 天気が止みそうな三日後までこうやってビジネスホテルで繋いで、能登半島を制覇する、という手も考えた。 それでいいのか?と。 もし、ホテル泊で繋いだとしても、結局、再戦に挑むような気がする、アタシの性格からして。 人生の悔い、と言うほど大げさなもんじゃないし、何かこんな場所があった方が、 逆にモチベーションがあって、良いのかもしれない。 東京から遠くて一番、行きにくい場所なのかもしれない。 もうすでに、起きてから寝るまで林道を走れる、と言った目的は昨今の道路状況から難しくなり、 荷物を積んでの林道も、だいぶ辛いものになってきたのも事実。 少しづつかけちがい始めた目的も、ここらで(金沢のビジネスホテルで)見直すのもいい機会かもしれない。 もちろんそれで、ピカピカのレーレプに乗って旅館に泊まる、という方向にはもちろんならないけれども。 野宿地を探すための時間や地図読みのマネージメントを組み立てる時、 自分の能力を最大限に使い、物凄い緊張感を生み出し、それが苦しくも楽しいのだけれども、 その為のエネルギーもまた、ものすごく大きなものであって、 もうそんな大きなエネルギーを出せるほどは若くはなくなってしまった。 すごく良さげな野営地があればテントを張り、なければないでホテルに泊まる、 それくらいのユルさを、自分は許すのだろうか? 二日目 終わり
by 3et3xp
| 2013-09-04 18:19
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