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STRAY TRAIL

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2006年 04月 26日

KLX250SR TT-R250 DR250R XLR250R 比較インプレッション 林道

そしてこんなコンディション。
抜けられるか微妙な林道。赤土にサッカーボール大の石がゴロゴロ。
セロー得意かも。
KLX250SR TT-R250 DR250R XLR250R 比較インプレッション 林道_c0009160_23354661.jpg



 昨日のエントリーを読み返して、ちょっと不安になってます。特にDR-Rに関してはもう1年以上前の話。このDRをレースに使ったstardustさんの方がもっと正確に分析できるのかもしれません。車体に関しては間違いないのですが。


KLX:軽さとサスの動きが幸い?して早いスピードで抜けられます。2stと違うのはKLXなら低速でも抜けられること。0回度から1/8まではまるで2バルブのようなパルス感があります。不思議です。アタックでもこの特性が「行けそう」感を生みます。ただしセローのようなそのままずっと粘る感じはないです。KLXはエンジン任せでは脱出できません。セローだとそのまま足をばたばたさせながら脱出します。
 このビッグバルブ感とその後のトルクの薄さと車体の軽さとサスの作動性の良さがこのコンディションをハイスピードで抜けることを可能にします。もちろん、きちんとボディアクションすること前提ですけど。逆に低速でびくびくしながら走るのは向いてないでしょう。可能ですけど面白くない。
WRCカーがすっ飛んでいくイメージ。



TT-R:とにかくトルクを生かしてラインを選びながら中速域で抜けていけます。スピードを出そうと思ってはいけません。なんだかんだ言っても重いですから、どたんばたんつっかえることになります。つっかえてアクセル戻すとエンブレの餌食。そのエンブレが石に突っ込んで、(柔らかめ設定の)フロントサスが沈み込んでアウト、というシナリオ。うまけりゃ行けるのかなあ?そーいえばTT-R乗り見たことないや。
 アクセルをあおりながら(半クラも使って)、ラインを選びつつ(蛇行可)ボディアクションを使ってスムースに抜けていく、と言うのがワタシのイメージ。うーん、まさに「pure_enduro」。
 石が少なければペースは上げられるし、多ければ路面とゆっくり格闘できます。
ただしダッシュ力が強いので、低速でのラフなアクセルはリアの破綻を起こします。
でもそのダッシュ力を使って石を乗り越えもします。うーん、難しい。
 何となく雑に抜けるのは可能なバイクですが、美しくはないですね。
中軽量戦車が蹴散らして進んでいくイメージ。


 DR-R:なんだっけ?。とにかくどったんばったんしながら走るイメージが。サスの作動性が前後とも良くないし車体が重いので、中速域すら無理です。低速で慎重に行くしかないでしょう。ただ我慢して抜けるだけ。エンジン特性もこの辺に面白さはないですね。低速でのDOHCらしいフィールです。ちょっと遅れ気味にただのトルクが立ち上がるだけ。KLXのようなビックバルブ感はないし、TTのようなもりもり感もない。XT、XLR世代に近い乗り味です。町中ではこれくらい主張しない方が疲れなくてよいと思いますが。
あえていえば、三輪車で砂利道をこいで進むイメージ、、、かなぁ。


 どのバイクにもそのバイクの特性を生かしたそれに合う走らせ方があると思うんですよ。ワタシがDRを理解できなかったのか、DRに向いてない場所を選んでたのか、その腕がなかったのか判りません。悪口のつもりはないんです。ごめんなさい。

by 3et3xp | 2006-04-26 01:22 | KLX-SR


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