2008年 03月 27日
マタギを追う旅 田口洋美 良い本でしたので、ご紹介を。 ”マタギ”というと宮沢賢治の なめとこ山の熊 か、 マタギ/矢口高雄、がぱっと思い浮かぶところ(おれだけ?)。 映画は知らないなあ・・・・。ドキュメントならあるでしょうけど。 矢口さんのマンガはいまいちなんだよなあ(好きな人がいたらゴメン)。 背景はきれいなんだけどねえ。きれいなだけで深さ(雰囲気)がない、し、 人物にも魅力がない。 昔ながらの商業漫画家(ビッグ錠系?)、とでもいうのか。 同年代の白戸三平は深い所に行ったのに、彼のストーリーテリングはちょっと残念。 ああ、マンガの話じゃなかった・・・。 よくあるマタギの民族学”風”なドキュメンタリーではなく、文化人類学見地からの アプローチです。 調査地がアタシが行ったことのある場所(朝日スーパー林道のあたり)なんで、 さらにのめり込めるという。 学術的(てゆーか最終章は報告書)、とはいえ、彼も宮沢賢治を引き合いに出す ぐらいですから、それはそれでマタギに対する”愛”は十分に感じられる内容です。 この本を読むと、山間地にある村に対する見方がちょっとUPするかもしれません。 図書館ででもどーぞ。多分、優良図書。
by 3et3xp
| 2008-03-27 23:48
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